11/19 幼なじみが看病に来てくれた

風邪をひいている。
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体がだるくて、家事もバイトも一切合切お休みさせて頂くことにした。

今日は1日寝たきりかな…

 

 

 

 

 

ピンポーン!

 

呼び鈴が鳴った。

こんな朝早くに、一体誰だろう。

だるい身体を起こしてドアを開けると、そこには幼なじみが居た。

 

「え…どうしたの?てかあんた今日学校じゃなかったっけ?」

 

「そんなのどうだって良いよ!なんすいが風邪ひいたって言うから、看病しに飛んできたんじゃない」

 

「え、そんなわざわざ要らないよ。私は1人で大丈夫だから…」

 

「大丈夫じゃない!!!はぁ…なんすいはそうやっていつも無理して全部抱え込んで、心配ばっかりかけるんだから…」

 

「あんた、心配してくれたんだ」

 

「はぁ!?…ばっ、ばかっ。別にそんなんじゃないから!!!!!!」

 

顔を真っ赤にして否定する幼なじみ。この子は昔からこうなんだよな。

持ち前の頑固さには何を言っても敵わない。私は大人しく幼なじみの優しさに甘えることにした。

 

「とにかく!なんすい、どうせろくに何も食べてないんでしょ。私が何か作ってあげるから、ゆっくり寝て待ってて」

 

「ありがとう。冷蔵庫にあるもの何でも使って良いよ」

 

幼なじみはパタパタとキッチンへ消えていった。

実際、起き上がるのも精一杯で昨日から全然何も食べていなかった。ありがたい。

でも…

 

(あれ?あいつって、料理とか出来たっけ…)

 

 

 

「なんすい、おまたせ!カボチャの煮付けだよ」

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???

 

いや、ウケようとするなよ。

 

「何このピンクの長いの」

 

「これはね、魚肉ソーセージだよ」

 

いや、ウケようとするなよ。

 

「なんで縦切りなの?」

 

「ウケるかと思って…」

 

「スパゲッティの起源じゃないんだよ」

 

まぁ、食べられないものは入っていないので、頂くことにしよう。

かぼちゃは意外と美味しい。煮崩れていないし、ホクホクしてて体に良さそう。

ギョニソの物凄い異物感。一体私をどうしたいんだ。

 

「ごちそうさま。意外と食べれたよ」

 

「ちょっとそれどういう意味!?」

 

「あはは。あんたは昔から変わんないね」

 

「もう、からかわないでよね…………。あ、そういえばなんすい、その熱じゃお風呂も入れてないでしょ。汗拭いてあげる」

 

「え、それは別にいいよ。なんなら自分で拭けるから」

 

「ダーメ。そうやって無理するの、なんすいの悪い癖だよ。ほら、早く服脱いで」

 

「でも…」

 

「私達幼なじみでしょ。今更恥ずかしがること無いよ。ほら」

 

「あわわ………」

 

 

 

 

 

 

 

うーん…

 

あれ…ここは…布団の中…

 

幼なじみは………ていうか、私に幼なじみなんて居たっけ…………

 

ゆっくりと体を起こす。頭と喉はまだ痛いけど、体のだるさや熱っぽさはだいぶマシになった気がする。

どうやら、夢を見ていたみたいです。

幼なじみ、居てほしかったなぁ…………